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[bisen-OB ガンちゃんのアート探訪] 第44回 国際現代書道展

今回から始まる、bisen-OB会員「ガンちゃん」による不定期コラムコーナーです。


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「ガンちゃん」 

猪股岩生 ~ グラフィック専攻の9期卒業生。画家/造形デザイナー。

屋外造形物、建築、景観の造形プランナーをはじめ、ホームページ制作、CI構築代行と幅広く活動。また、北海道の自然をテーマにした風景画を描き続けている。

絵画工房gan-gan 代表。




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先日札幌市民ギャラリーで1月16日~20日の会期で開催された「第44回 国際現代書道展」を鑑賞してきました。

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私自身、字はへたくそである。
しかし、父親が書道家であったので、書道展の鑑賞は興味もあり楽しい。
勿論、書道としての作品の善し悪しは語る資格はないが、大きな括りとしての「芸術作品」としてなら勝手な感想も許されると思う。


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つくづく書道とは体操競技と似ているなと思う。
どちらも途中でやり直しができず、一連の流れで完了する。体操はそれを体の動きで表現し、書道は筆の動きで表現する。


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・・・体操 様々な技が連動して、一つの演技を創造していく。
・・・書道の場合、それが文字として紙の上に現れ、体操選手は体の動きとして表現される。


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どちらも決められているルール「文字と技」の中で技術と独創性をどう表現するかで力量が現れる。
心の動きが作品の出来不出来に大きく影響するだろう事は容易に想像できる。

油彩や版画は、最終的に画面に現れない手順により作品が成立しているが、よりシンプルに作品の制作過程の全てが画面に現れる書道は、その点に於いて前者よりも非常に難しい芸術である印象を持つ。 


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今回の書道展は、小字かな、大字かな、調和、書体、臨書、創作、篆刻等、様々な表現の作品が広い会場に展示され、私の様な素人でも見応え十分の展覧会だった。


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絵画的に観ても、その筆勢、空間的奥行き感・・・非常に参考になる作品も多い。特に線質の違いによる画面の印象の違いが改めて重要である事を感じた。筆勢が殺されていても、平板な表現の中に不思議な密度を感じる篆刻作品。



文字による空間構成の妙味・・・・。
奥の深さを堪能した。


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ガンちゃん こと 猪股岩生

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Author:bisenOB会
bisen-OB会ブログは、北海道芸術デザイン専門学校(旧北海道美術学校、旧北海道綜合美術専門学校)の卒業生で構成する「北海道芸術デザイン専門学校校友会(bisen-OB会)」が管理するブログです。
「bisenを卒業しても、つながる場所」をコンセプトとして、展示会情報・校友会行事を通じて、OBの交流を広げることを目的としています。

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