【bisen-OBを訪ねて】第15回・みやちゆか さん
みなさま、今年もシリーズ「OBを訪ねて」をよろしくお願いいたします。
さて、15回目にして2014年最初の「OBを訪ねて」は、39期でグラフィックデザイン専攻の“みやちゆか”さんをご紹介いたします。
l 仕事内容
札幌市中央区のコワーキングスペース「ドリノキ」で、「una casita -miyachi design labo-」(ウナ カシータ ミヤチ デザイン ラボ)の代表として活動。グラフィックデザイン・広告関連全般と、イベント企画・運営を2本柱に、お店のコーディネートなど諸々で活動中。


2014年1月には、「描き初め」ワークショップを企画・主催。
1年の計画・目標をまとめてオリジナルのノートを作っていきます。
参加メンバーは、年末の「描き初め忘年会(仮)」でもう一度集まり、結果を発表する予定です。
l 卒業後の経歴
制作プロダクション2社を経て、カフェに勤めながら、自宅でデザインを始める。その後、完全に独立してフリーランスに。
l 仕事で大切にしていること
「フリーランスで仕事をするようになってから、“ひとつひとつのお仕事を大事にする”という意識がすごく強くなりました。」
「仕事を“業務”と捉えないように、お客さまにとって“新しいこと・私ができる提案はなんだろう?”といった意識を持つように、心がけています。」
「提案はもちろんしますが、お客さま自身に選んでいただいたり、喜んでもらえるようなやり方をしていきたいと思っています。」
l 今後のVision

自分のお店を持つこと。
みやちさんの父親は、かつて洋菓子店を経営されていました。将来は、父親と再びお店を開きたいとのこと。
店内でデザインできるスペースを設けたり、イベント等で多くの人達が集える場所を作りたい、という夢も持っている。
名刺の肩書には“つくるひと、たべるひと”の言葉が。
「una casita(ウナ カシータ)というのは、スペイン語で“小さな家“という意味です。」
「お客様を、仕事のクライアントとしてだけではなく、自分の家を訪れてくださったゲストとして、おもてなしの心で接することができたらいいなと思い、名付けた屋号です。」
「世界中の人達と関わっていきたくて、ずっと英会話も勉強しています。
世界中のいろんなものを見て、そこで出会った人たちと一緒に仕事ができればいいなと思ったりもします。」
「一昨年、ニューヨークに行った時に、憧れのデザイナーさんに会うため、事前にメールでアポを取り、オフィスまで伺ったんです。そこで、同い年の日本人のイラストレーターが働いていたんですね。後日、その彼とご飯を食べに行く機会があり、同い年なのに考えていることのスケールがとても大きくて、もっといろんな人の話を聞かなければいけない!と思い立つきっかけになりました。」
現在、新しい企画でリトルプレス「onaca sita times」(オナカ スイタ タイムス)の製作を進行中!!もう少しで完成します。「つくる」と「たべる」に関する記事をメインに掲載予定。まずは年2回の発行を目指しているようです。
l 学生、後輩に向けてのメッセージ
「社会に出て、初めて分かることってすごく多い。好きなことが見つかったら、得意じゃなくても、周りから何を言われても、ひたすらそれに打ち込めばいいんじゃないかなと思います。」
「私も学生時代は、他の生徒達と比べて、そんなにデザインは得意な方じゃなかったけど、それでもデザインを続けていると、ご縁も広がるし、いいことあるな♪みたいな感じです。たとえば、カフェに勤めた経験にしたって、思わぬところで仕事につながったり、絶対に無駄にならないから。黙って何もしないより、なんでもいいからやってみたらいいと思う。」
「以前、デザイナー志望の高校生達と座談会をする機会があったんですけど、みんな「何をしていいかわからない」感じで…。“デザインにちょっと興味があるくらいなんですけど、仕事でするには大変なんですか?”とか、“毎日のテスト勉強が忙し過ぎて、何にもできてないんです”という声が多かったです。すごくもったいない、と思いました。本が好きなら、本をいっぱい読む、とかデザインに関係していなくなって何か好きなことを続けていれば後々きっと役立つのに!」

「就職活動で最終面接で落ちて、気持ちも落ち込んでいた時に、bisenの就職担当の先生から気分転換も兼ねてインターンを勧められました。もともと採用募集はしていなかったんですけど、2週間一生懸命に頑張った最終日、会社の方から履歴書を持ってきていいぞ、と言われ、その後も勤め続けることができたんです(そこが最初の就職先になりました)。やりたいことは何でもやらせてくれる会社だったので、今のワークスタイルの基盤になったと思っています。」
「2社目も人のご縁で入社できて、本当にラッキーだったと思います。まさに人に導かれている感じ。今は直接関係なくても、何年か後につながることもあるのが“ご縁”の面白さ。人とのご縁は本当に大切です。経験と同じで無駄になることなんてないと思います。」

卒業後、bisen同期生4人で、季刊誌「庭」を発行。

チーム名「4LDK」で発行された本誌は、2号まで発行。
週末毎に4人で集まっては、記事の企画や構成を検討していました。

みやちさんは「今、見返すと恥ずかしい」と言いますが、かなりデザイン性が高いです!

取材で出逢ったお店のオーナーから仕事の依頼をもらい、そこから数珠つなぎで新しい仕事につながったそうです。
l 座右の銘
最後は恒例、直筆のお言葉を頂戴します!

「たくさんあって絞り切れない」と考え込む、みやちさん。
~考え中~
じっくりと考えていただいた末、ようやく3つに絞ってくださいました。

「つづける たのしむ たいせつにする」
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
今年もたくさんの本に出逢えますように!
今回は場所を札幌のど真ん中に移します。
イケウチの4F、白木の空間が心地よいオシャレなカフェ 「森の間カフェ」です。
ブクブク交換ってなに?という方は
http://www.unacasita.net/works/511
会 期■2014年2月16日(日)
申 込■y.miyachi38@gmail.com
アクセス■大通駅より徒歩4分
大きな地図で見る
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Una casita - miyachi design labo -
HP→ http://www.unacasita.net/
facebookページ→ https://www.facebook.com/pages/Una-casita-miyachi-design-labo-/145623668890660
取材記事 菅原25期
写真
構成 齊藤33期
さて、15回目にして2014年最初の「OBを訪ねて」は、39期でグラフィックデザイン専攻の“みやちゆか”さんをご紹介いたします。

l 仕事内容

札幌市中央区のコワーキングスペース「ドリノキ」で、「una casita -miyachi design labo-」(ウナ カシータ ミヤチ デザイン ラボ)の代表として活動。グラフィックデザイン・広告関連全般と、イベント企画・運営を2本柱に、お店のコーディネートなど諸々で活動中。


ここが、みやちさんの活動スペース。

この場所で新しい企画やデザインが生まれます。

2014年1月には、「描き初め」ワークショップを企画・主催。

1年の計画・目標をまとめてオリジナルのノートを作っていきます。

参加メンバーは、年末の「描き初め忘年会(仮)」でもう一度集まり、結果を発表する予定です。
l 卒業後の経歴

制作プロダクション2社を経て、カフェに勤めながら、自宅でデザインを始める。その後、完全に独立してフリーランスに。
l 仕事で大切にしていること

「フリーランスで仕事をするようになってから、“ひとつひとつのお仕事を大事にする”という意識がすごく強くなりました。」
「仕事を“業務”と捉えないように、お客さまにとって“新しいこと・私ができる提案はなんだろう?”といった意識を持つように、心がけています。」
「提案はもちろんしますが、お客さま自身に選んでいただいたり、喜んでもらえるようなやり方をしていきたいと思っています。」
l 今後のVision

自分のお店を持つこと。
みやちさんの父親は、かつて洋菓子店を経営されていました。将来は、父親と再びお店を開きたいとのこと。
店内でデザインできるスペースを設けたり、イベント等で多くの人達が集える場所を作りたい、という夢も持っている。
名刺の肩書には“つくるひと、たべるひと”の言葉が。

「una casita(ウナ カシータ)というのは、スペイン語で“小さな家“という意味です。」
「お客様を、仕事のクライアントとしてだけではなく、自分の家を訪れてくださったゲストとして、おもてなしの心で接することができたらいいなと思い、名付けた屋号です。」

「世界中の人達と関わっていきたくて、ずっと英会話も勉強しています。
世界中のいろんなものを見て、そこで出会った人たちと一緒に仕事ができればいいなと思ったりもします。」
「一昨年、ニューヨークに行った時に、憧れのデザイナーさんに会うため、事前にメールでアポを取り、オフィスまで伺ったんです。そこで、同い年の日本人のイラストレーターが働いていたんですね。後日、その彼とご飯を食べに行く機会があり、同い年なのに考えていることのスケールがとても大きくて、もっといろんな人の話を聞かなければいけない!と思い立つきっかけになりました。」

現在、新しい企画でリトルプレス「onaca sita times」(オナカ スイタ タイムス)の製作を進行中!!もう少しで完成します。「つくる」と「たべる」に関する記事をメインに掲載予定。まずは年2回の発行を目指しているようです。
l 学生、後輩に向けてのメッセージ
「社会に出て、初めて分かることってすごく多い。好きなことが見つかったら、得意じゃなくても、周りから何を言われても、ひたすらそれに打ち込めばいいんじゃないかなと思います。」
「私も学生時代は、他の生徒達と比べて、そんなにデザインは得意な方じゃなかったけど、それでもデザインを続けていると、ご縁も広がるし、いいことあるな♪みたいな感じです。たとえば、カフェに勤めた経験にしたって、思わぬところで仕事につながったり、絶対に無駄にならないから。黙って何もしないより、なんでもいいからやってみたらいいと思う。」
「以前、デザイナー志望の高校生達と座談会をする機会があったんですけど、みんな「何をしていいかわからない」感じで…。“デザインにちょっと興味があるくらいなんですけど、仕事でするには大変なんですか?”とか、“毎日のテスト勉強が忙し過ぎて、何にもできてないんです”という声が多かったです。すごくもったいない、と思いました。本が好きなら、本をいっぱい読む、とかデザインに関係していなくなって何か好きなことを続けていれば後々きっと役立つのに!」

「就職活動で最終面接で落ちて、気持ちも落ち込んでいた時に、bisenの就職担当の先生から気分転換も兼ねてインターンを勧められました。もともと採用募集はしていなかったんですけど、2週間一生懸命に頑張った最終日、会社の方から履歴書を持ってきていいぞ、と言われ、その後も勤め続けることができたんです(そこが最初の就職先になりました)。やりたいことは何でもやらせてくれる会社だったので、今のワークスタイルの基盤になったと思っています。」
「2社目も人のご縁で入社できて、本当にラッキーだったと思います。まさに人に導かれている感じ。今は直接関係なくても、何年か後につながることもあるのが“ご縁”の面白さ。人とのご縁は本当に大切です。経験と同じで無駄になることなんてないと思います。」

卒業後、bisen同期生4人で、季刊誌「庭」を発行。

チーム名「4LDK」で発行された本誌は、2号まで発行。
週末毎に4人で集まっては、記事の企画や構成を検討していました。

みやちさんは「今、見返すと恥ずかしい」と言いますが、かなりデザイン性が高いです!

取材で出逢ったお店のオーナーから仕事の依頼をもらい、そこから数珠つなぎで新しい仕事につながったそうです。
l 座右の銘
最後は恒例、直筆のお言葉を頂戴します!

「たくさんあって絞り切れない」と考え込む、みやちさん。

じっくりと考えていただいた末、ようやく3つに絞ってくださいました。

「つづける たのしむ たいせつにする」
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※イベント開催のご紹介
2014年最初のブクブク交換開催★
今年もたくさんの本に出逢えますように!
今回は場所を札幌のど真ん中に移します。
イケウチの4F、白木の空間が心地よいオシャレなカフェ 「森の間カフェ」です。
ブクブク交換ってなに?という方は
http://www.unacasita.net/works/511
会 期■2014年2月16日(日)
申 込■y.miyachi38@gmail.com
アクセス■大通駅より徒歩4分
大きな地図で見る
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Una casita - miyachi design labo -
HP→ http://www.unacasita.net/
facebookページ→ https://www.facebook.com/pages/Una-casita-miyachi-design-labo-/145623668890660


