「デジタルイラストを始めたいけれど、キャラクターと風景ならどちらから描けばいいんだろう?」
私自身、デジタルで本格的に絵を描いた経験はありません。だからこそ、必要な道具や初心者向けの練習方法を公式情報から調べ、「自分なら何から始めるか」を一度整理してみました。
調べた結果、私はまず被写体がはっきりしていて模写しやすいキャラクターから始めることにしました。この記事では、必要な道具、キャラクターと風景の違い、未経験の私が考えた最初の一枚の7ステップを紹介します。
デジタルイラスト初心者は何から始める?

最初に何を覚えるべきか調べてみると、私の場合は「ソフトの機能を全部理解してから始めよう」と考える必要はなさそうだと分かりました。
CLIP STUDIO PAINTの公式初心者講座でも、簡単なイラストを描きながら基本的な機能を覚えていく流れが紹介されています。
補足:CLIP STUDIO PAINT の公式ポータルサイトでは、「はじめてのお絵描きは『公式使い方講座』へ」と案内されており、簡単なイラストを描きながら基本機能を覚える講座が公開されています。tips.clip-studio+1
具体的には、「CLIP STUDIO TIPS」内で、新規キャンバスの作成からスケッチ・線画・着色・背景まで、1 枚のイラストを完成させる工程を段階的に解説する記事が初心者向け講座として用意されています。tips.clip-studio
また、「CLIP STUDIO PAINT を使うための準備」の記事からは、「初心者講座 #1 シンプルモードで描くはじめてのキャラクターイラスト」へと進む形で、インストール後の最初の 1 枚を想定したチュートリアルが提供されています。tips.clip-studio
そこで、未経験の私が最初の一枚で使う機能を、
- ペンやブラシで線を描く
- 消す・操作を取り消す
- 色を塗る
- レイヤーを分ける
- 完成した画像を保存する
この5つに絞ってみました。
私は新しいソフトを見ると機能の多さが気になりがちですが、今回は全部を覚えることを目標にしません。
まず一枚描いてみて、「影を付けたい」「線をもっときれいにしたい」と思ったときに、そのための機能を一つずつ調べる。この順番なら、未経験の私でも始めやすそうだと考えました。
デジタルイラストに必要なものは?
デジタルイラストは、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで制作できます。
たとえばCLIP STUDIO PAINTは、Windows、macOS、iPad、Android、iPhoneなどに対応しています。
初心者向けに大まかに整理すると、次のようになります。
| 道具 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| パソコン+ペンタブ | 大きな画面で作業しやすい | 腰を据えて描きたい人 |
| タブレット+ペン | 画面へ直接描ける | 紙に近い感覚で始めたい人 |
| スマホ | 手持ちの端末ですぐ試せる | まずデジタル制作を体験したい人 |
私の場合は、この中からMac+ペンタブを試してみたいと考えています。
私ならMac+ペンタブで始めてみたい
私がこれから始めるなら、あえてMac+ペンタブの環境を試してみたいです。
私はMacを使った経験がないので、「Macのほうが描きやすい」と判断しているわけではありません。むしろ、新しい趣味を始めるタイミングで、以前から気になっていたMacにも触れてみたいという個人的な理由が大きいです。
「デザイナーっぽい環境で描いてみたい」という憧れもあり、それが始めるモチベーションになりそうだと考えています。
ただ、今回調べた範囲ではデジタルイラストのためにMacが必須というわけではありません。すでにWindowsパソコンやタブレットを持っている人なら、まず手持ちの環境から試すほうが費用を抑えられます。
キャラクターと風景ならどちらから始める?
私なら、最初はキャラクターから始めます。
デジタルでは未経験ですが、紙に好きなキャラクターを模写したことはあります。そのときのように「今日はこの顔を描く」と対象を一つに決められるほうが、何を練習するのか分かりやすいと考えたからです。
今なら『鬼滅の刃』や『地獄楽』など、自分が描いてみたいと思える作品から一枚選びます。
一方、私が将来描いてみたい滝や紅葉、夜景などの風景には、空、水、木、建物、光、遠近感など複数の要素があります。
そのため今回は、キャラクターでペンやレイヤーなどの基本操作に慣れてから、風景へ進む順番にしました。
私が始める順番を考えるために、現時点で感じている違いを整理すると次のようになります。
| 比較項目 | キャラクター | 風景 |
|---|---|---|
| 主な要素 | 顔、髪、体、服など | 空、山、水、木、建物、光など |
| 参考にするもの | 好きな作品を模写しやすい | 写真や実景を参考にしやすい |
| 私が難しそうと感じる点 | 顔や体のバランス | 遠近感、光、色、構図 |
| 私が始める順番 | 最初はこちら | 慣れてから挑戦したい |
これは実際に両方を描き比べた結果ではなく、未経験の私が始める順番を決めるために整理したものです。
キャラクターは好きな作品の模写から始めたい
キャラクターを描くなら、私はまず好きな漫画やアニメの絵を見ながら練習してみたいです。
今なら『鬼滅の刃』や『地獄楽』などのキャラクターでしょうか。
ただし、既存作品を模写する場合は、個人の練習として楽しむこと、描いた作品を公開・販売することは分けて考える必要があります。
著作権のあるキャラクターを利用する場合は、権利者が定めるルールなどを確認したほうが安心です。
練習するときは、いきなり全身を完璧に描こうとせず、
- 大まかな形を下描きする
- 顔や髪などを描く
- 線画を整える
- ベースの色を塗る
- 影や光を加える
というように工程を分けると取り組みやすそうです。
補足:アニメキャラの模写を解説する記事では、「全体の輪郭→頭部や体のアタリ→顔の中心線やパーツ配置→顔や体のパーツ→髪型や服装のディテール→線の整理と仕上げ」といった、大まかな形から細部へ進む手順がおすすめされています。chiba-satoko
また、模写のコツをまとめた記事では「じっくり観察→ざっくり形を捉えてシルエットを描く→描き込み→資料と比較して修正」という 4 ステップが紹介されており、いきなり細部から入らず、まずは大きな形を捉えることが共通のポイントになっています。comic.smiles55
デジタルイラストの制作フローを整理した記事でも、「ラフ→線画→着色→仕上げ(影や光)」という工程が標準的な手順として示されており、キャラクターの模写でも同様の 5 ステップで進めるのが現実的だと分かります。note+1
デジタルなら、下描き、線画、色などをレイヤーで分けて作業できるのも便利なところです。
アナログ経験から「やり直せる機能」に期待している
デジタルイラストについて調べていて、私が特に使ってみたいと思ったのが「取り消し」や線の補正です。
紙に鉛筆で描く場合なら消しゴムで直せますが、ペンや色を使ったあとでは完全に元へ戻せないことがあります。
私自身、これまで紙に絵を描いた経験はありますが、デジタルで何度も線を修正しながら描いた経験はまだありません。
そのため、「デジタルなら簡単に描ける」とは考えていませんが、少なくとも失敗した線を戻しながら試せることは、初心者の私には助けになりそうです。
実際に始めたら、最初は線をきれいに引くことより、「取り消し」や補正を使いながらペンタブの感覚に慣れるところから試してみたいと思っています。
キャラクターの次は壮大な風景を描きたい

キャラクターで基本操作に慣れたら、次に挑戦してみたいのが風景です。
私が描いてみたいのは、身近な街並みというより、スケールの大きな景色です。
たとえば、
- ドローンで上空から見下ろしたような滝
- ナイアガラの滝のような水量のある景色
- 山一面に広がる紅葉
- 日本三大夜景のような光が広がる風景
などです。
私は写真を見るときも、細かな物より「画面全体で迫力を感じる景色」に目が行きやすいです。そのため、デジタルイラストでも同じようなスケール感を自分で作ってみたいと思っています。
特に興味があるのが、実際には自分が撮れない視点を描けることです。
「もっと上空から見たらどう見えるか」「滝をさらに大きく見せたらどうなるか」と構図を変えられるのは、写真とは違うイラストの面白さだと感じています。
風景は大きな構図から考えたい
初心者が壮大な風景を描こうとすると、「山も木も滝も建物も全部細かく描かないといけない」と考えてしまいそうです。
ただ、今回調べる中では、最初から細部に入るより、
大きな構図 → 明暗 → 大まかな色 → 細部
という順番で考えたほうが、全体を整理しやすそうだと感じました。
たとえば滝なら、最初に滝の位置と大きさを決め、周囲の岩や森林を大まかに配置する。そのあと、水しぶきや木々などを加えていくイメージです。
実際に描いたときにどこで難しく感じるのかはまだ分かりませんが、キャラクターとは違う考え方を試せる点にも興味があります。
自分の下絵+生成AIも試してみたい
生成AIについては、私はブログのアイキャッチ制作ですでに何度も使っています。
その中で感じたのが、AIに多くを任せれば必ず良い画像になるわけではないことです。以前、情報を盛り込みすぎて、きれいではあるものの「結局どこを見ればいいのか分かりにくい」と感じた画像もありました。
そこでデジタルイラストでは、最初から完成形をAIに作ってもらうのではなく、自分でペンを使って構図やキャラクターを描き、その絵をベースにAIを使う方法を試してみたいと思っています。
たとえば、自分で描いた形はなるべく残したまま、
- 線を整える
- 光や影を調整する
- 背景の雰囲気を変える
といった部分だけAIで補助する方法です。
これなら「自分で描いた絵」と「AIに任せた部分」の違いも比較できます。
実際にどこまで元の絵を残せるかはまだ試していないため、まずは補正を弱めにして、元絵からどの程度変化するのか確かめてみたいです。
未経験の私が最初の一枚で試したい7ステップ

ここまで調べた内容を踏まえて、「では自分が実際に始めるなら何をするか」を具体的な手順に落とし込んでみました。
私はまだこの手順でデジタルイラストを完成させた経験はありません。そのため、以下は実践済みの描き方ではなく、初心者向けの情報を調べたうえで作った私自身のスタートプランです。
最初に選ぶのは、好きなキャラクターの顔から上半身程度の模写。
全身、複雑なポーズ、背景まで一度に挑戦するのではなく、まず一枚完成させることを目標にします。
STEP1:参考にする絵を一枚だけ決める
最初に「今日はこの絵を描く」と決めます。
複雑なポーズや大勢のキャラクターが描かれている絵ではなく、正面や斜め前から見た顔・上半身など、形を確認しやすいものを選びます。
私なら『鬼滅の刃』や『地獄楽』など、好きな作品から「これなら描いてみたい」と思える一枚を選びます。
最初の目標は、そっくりに描くことではなく最後まで完成させることです。
STEP2:キャンバスを作ってペンを試す
イラストソフトを開いたら、新しいキャンバスを作ります。
いきなりキャラクターを描くのではなく、まずペンタブで、
- 直線
- 丸
- 波線
- 強く描いた線
- 弱く描いた線
などを数分描いてみます。
私はペンタブを使った経験がないため、まずは「手を動かした量と画面上の線がどう対応するのか」を確かめたいです。
ここでは上手さを気にせず、ペンタブに慣れるためのウォーミングアップと考えます。
STEP3:薄い線で大まかな形を描く
次に下描き用のレイヤーを作ります。
いきなり目や髪などの細かい部分から描くのではなく、
頭 → 顔の中心線 → 首 → 肩 → 胴体
というように、大きな形から取っていきます。
最初は細部の似せ方より、顔の大きさや肩の位置など全体のバランスを見ることを優先したいです。
下描きはあとで消す前提なので、線が何本重なっても気にしません。
STEP4:別レイヤーで線画を描く
大まかな形ができたら、その上に新しいレイヤーを作ります。
下描きレイヤーを薄く表示して、
- 顔の輪郭
- 目・鼻・口
- 髪
- 首や服
などを描きます。
失敗したら「取り消し」で戻しながら進めます。
最初から線を完璧に整えようとすると終わらなくなりそうなので、線画の練習と一枚を完成させることは分けて考えるつもりです。
多少気になる線があっても、まず最後まで進めます。
STEP5:色は大きな部分から塗る
線画ができたら、色を塗ります。
最初から複雑なグラデーションや影を再現しようとせず、
- 肌
- 髪
- 服
- その他の大きな部分
と分けて基本色を置いていきます。
余裕があれば、「光は右から」と方向を一つ決め、その反対側に少し濃い色を置いて影を試します。
一枚目では、細かな塗りよりも色を最後まで入れることを優先します。
STEP6:背景は一色から試す
キャラクターが完成したら、最初の一枚では複雑な背景まで描きません。
キャラクターが見やすくなる背景色を一色入れてみます。
ここでは、
- キャラクターが小さすぎないか
- 背景と髪や服が同化していないか
- 一番見せたい顔に目が行くか
を確認します。
これは、私が普段ブログのアイキャッチを作るときに意識している「情報を詰め込みすぎない」「見せたい部分をはっきりさせる」という考え方も応用できそうです。
STEP7:完成させて直したい点を3つ決める
最後に作品を保存します。
ここで大事にしたいのは、気になるところが残っていても一度**「完成」**にすることです。
そのあと参考にした絵と見比べて、
- 顔のバランス
- 線の描きやすさ
- 色の塗り方
などから、次に直したいところを3つまで決めます。
一枚目で全部直そうとするのではなく、次の一枚で一つずつ改善する。
私なら、
1枚目を完成させる → 苦手を見つける → 2枚目で一つ直す
という流れで続けてみたいです。
まとめ
デジタルイラスト初心者は、最初からソフトの全機能を覚えるより、最低限の操作で一枚完成させるところから始めるほうが取り組みやすそうです。
私は未経験なので、まずキャラクターの顔や上半身の模写から始め、ペンやレイヤー、色塗りに慣れてから、滝や紅葉、夜景などの風景へ進む計画にしました。
また、生成AIについてはすでにアイキャッチ制作で使ってきた経験があるため、将来的には自分の下絵を残しながら仕上げを補助する使い方も試してみたいです。
キャラクターで基本操作を覚える → 風景へ進む → AIを補助的に使う。
この順番なら、自分で描く部分を増やしながら、デジタルイラストの表現を少しずつ広げていけそうです。

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